社長あいさつ

扶桑工業は会社設立以来、空調機器の配管加工に携わってまいりました。
家庭用から業務用まで、あらゆる空調機器に対応でき、量産から多品種少量生産まで可能な独自の技術力は高い評価を受けております。
現在、家庭用クーラーには次々と新機種が発表され、業務用空調機器もコンピュータルーム・インテリジェントビル・研究室・FA工場など、様々なシーンで使用されています。
今後、空調ニーズがますます高度化・多様化するにしたがって、より高性能な配管が求められることでしょう。
扶桑工業はサポートインダストリーとして、常に新たな知識を吸収し、不断の研鑽努力により技術力をさらに高め、コスト・納期・品質など顧客企業の要求を高水準で満たす製品を提供します。
また、多品種少量生産で培ったノウハウを活かし、ときには時代を先取りした提案をすることで、より一層お客様に貢献してまいります。
今後とも、皆様のご支援ご指導を賜りますよう心からお願い申し上げます。

代表取締役 久野 二郎

会社概要

概 要
商 号 扶桑工業株式会社
創 業 1963年9月(昭和38年)
設 立 1971年6月24日(昭和46年)
資本金 3,380万円
売上高 単体 130億円 グループ全体 378億円(2024年3月決算)
従業員数 単体 275名  グループ全体 1,658名(2024年3月31日現在)
国内拠点 扶桑工業株式会社
本社(神南辺)工場 石津工場 臨海工場 忠岡鉄工株式会社
大容工業株式会社
海外拠点 蘇州悦貿金属製品有限公司
上海日永金属有限公司
上海興信空調配件有限公司
蘇州忠岡精密工業有限公司
FUSO Industries Slovakia s.r.o.
FUSO Industries THAILAND Co.,LTD.
本社所在地 〒590-0984 大阪府堺市堺区神南辺町6丁153-1
TEL (072)229-8158(代)
FAX (072)227-0941
業務内容 業務用空調機の冷媒配管の加工および組立
エコキュート配管部品製造
主要取引先 ダイキン工業株式会社/ダイキンヨーロッパ/ダイキントレーディング株式会社/オーケー器材株式会社/三菱電機株式会社/ヤンマー株式会社/リンナイ株式会社/三菱重工サーマルシステムズ株式会社/LIXIL株式会社
主要仕入先 株式会社コベルコマテリアル銅管(平和金属株式会社)/NUNGWON METAL/金田銅管
役員構成
代表取締役 久野 二郎
取締役常務執行役員 叶 浩
取締役執行役員 川端 裕二
取締役執行役員 山田 隆弘
社外取締役 高田 寛
執行役員 泉谷 敏弘
監査役 久野 伊三雄
顧問(常勤) 江口 三章
顧問(非常勤) 茂村 英雄

沿革

1963年9月(昭和38年) 初代社長 森義行、森商店を創立
1971年6月(昭和46年) 森工業株式会社設立、パイプの曲げ加工を行う 
1973年10月(昭和48年) 石津工場完成 資本金1,200万円
1974年12月(昭和49年) 増資を行う 資本金1,800万円
1975年10月(昭和50年) 立半 治 代表取締役に就任
1976年10月(昭和51年) 扶桑工業株式会社に商号改称
1977年4月(昭和52年) 現神南辺工場の前身、泉大津工場開設
1978年5月(昭和53年) 三宝伸銅工業株式会社が経営参加
1979年1月(昭和54年) 村上和夫 代表取締役社長に就任
1983年12月(昭和58年) 泉大津工場を大阪府堺市神南辺の現地に移転、神南辺工場となる
1984年7月(昭和59年) 久野晴二郎 代表取締役に就任
1988年8月(昭和63年) 神南辺工場増設
1990年1月(平成2年) 金岡工場新設
1992年1月(平成4年) 神南辺工場増設 生産本部を石津工場から現地に移管
1993年12月(平成5年) 石津工場増設 金岡工場併合
1994年10月(平成6年) 三宝伸銅工業(株)と合弁にてタイにF&S THAILAND CO., LTD.を設立
1995年10月(平成7年) 神南辺工場ISO9001取得
1996年3月(平成8年) 台湾企業と合弁にて中国に蘇州悦貿金属製品有限公司を設立
F&S THAILAND CO., LTD.を三宝伸銅工業㈱に売却
2000年9月(平成12年) 蘇州悦貿金属製品有限公司を太倉市開発区に工場移管
2001年8月(平成13年) 三宝伸銅株式会社保有分株式買収
2002年5月(平成14年) 資本金1,800万円から3,380万円に増資を行う
2002年6月(平成14年) 中小企業投資育成株式会社から出資(株式30.8%)を受ける
2005年10月(平成17年) スロバキア支店開設
2006年3月(平成18年) 環境ISO14001取得
2007年4月(平成19年) 堺市築港新町に臨海工場開設
2008年6月(平成20年) スロバキア支店土地購入による拡張
2009年6月(平成21年) 久野二郎 代表取締役に就任
2010年2月(平成22年) 蘇州悦貿金属製品有限公司を太倉市経済開発区に工場移管
2013年11月(平成25年) タイにFUSO INDUSTRIES THAILAND CO., LTD.設立
2014年4月(平成26年) スロバキア支店を現地法人化
名称をFUSO INDUSTRIES Slovakia s.r.o.に改称
2016年11月(平成28年) 上海日永金属有限公司の株式51%取得
大容工業株式会社の株式65%取得
2017年9月(平成29年) 大容工業株式会社の株式16%を高田寛氏へ売却 株式49%保有
2019年1月(平成31年) 上海興信空調配件有限公司の株式43%取得
蘇州悦貿30%、久野二郎27%と合わせて100%取得
2020年7月(令和2年) 忠岡鉄工株式会社の株式100%取得 完全子会社化
これに伴い忠岡鉄工 子会社 蘇州忠岡精密工業有限公司をグループ化
2022年9月(令和4年) FUSO INDUSTRIES Slovakia s.r.o.に150万ユーロ増資、資本金400万ユーロ
2023年2月(令和5年) FUSO INDUSTRIES THAILAND CO., LTD.に1億1470万バーツ増資、資本金2億1820万バーツ
2023年4月(令和5年) 本社機能を石津工場から神南辺工場へ移転

組織図

組織図

各部門の業務紹介

製造部(第1課)
私は主に各生産ラインの緊急対応や改善をしています。
緊急対応や増産時に生産ラインに入って作業をしたり、対応方法を考えて指示しています。
対応・改善がうまくできた時は達成感があります。
しかし自分の考えがうまく伝わらない場合などは、まだまだ力不足を感じます。
製造部 第1課 Y
製造部(第3課)
主に配管の加工を担当しています。
図面のデータを機械に読み込ませ、配管をセットし、加工自体は設備が自動的に行います。
その他、管端加工、穴あけ加工などもあります。
作業の中での小さな改善や難加工品をどうすれば効率よく簡単にできるかを考えるのがやりがいです。
製造部 第3課 I
製造部(第4課)
ガスろう付け、部品の組立が担当業務です。
大きいものになると、自分の背丈くらいになり大変ですが、難しいプラモデルを組み立てているような面白さもあります。
今はまだ先輩に指導してもらっていますが、将来一つのライン全体を管理できるようになりたいと思っています。
製造部 第4課 K
品質管理部
製造での組立完成品の出来栄えや品質を確認し、保証する仕事をしています。
品種が多いので間違えや漏れの無いように確認するのは大変ですが、不具合を見つけて問題を解決し、無事に出荷できた時は会社の品質向上に携われた「やりがい」を感じることができます。
品質管理部 N
生産企画部
生産企画部には業務課、購買課、電算課があり、私は電算課で現行システムの保守、新システムの開発を担当しています。
システム改善で現場から「使いやすくなった」、「効率UPができた」などの反応を得られる面白さと、基幹システムのように何年もかけて開発する大変さがどちらもある部署です。
生産企画部 電算課 U
海外部
海外拠点(関連会社だけで6社あります)の中心となる仕事を担っている部署です。
欧州からの注文管理と貿易書類の作成が私の主な業務です。
ほとんどのやり取りが英語で、海外出張もあります。
言葉や文化の違いで誤解やミスの無いように、丁寧なコミュニケーションを心がけています。
海外部 M
総務部
会社、従業員、お金に関わる全ての業務が総務の仕事です。
私の所属する庶務課は主に採用、労務管理、その他日常的に発生するものが対象です。
全従業員に関われる業務であり、ルーティンワーク以外に新しい事案も多く、刺激がある面白さはありますが、法改正などで展開ミスのできないプレッシャーもあります。
総務部 K
経営企画室
経営企画室は、年度や中長期の経営計画や予算を検討、立案、管理する部署です。
業務内容が会社全ての業務に関係していて、技術から財務など幅広い知識を必要とされているため大変ですが、会社のシステムや機能全てに関わることができるので、仕事に達成感があります。
経営企画室 W